【Savil Row】
Savil Row (サヴィル ロウ) はイギリスのロンドンの歴史ある工房Algha Works (アルガワークス) で一本一本手作りで作られているカスタムオーダー眼鏡。
Algha Worksは、創業1932年。
40年代に入るとイギリスでは、国営医療保険制度 (NHS) が誕生。政府は医療品として眼鏡を国民に支給したが、その制作をAlgha Worksに依頼。デザインや素材の品質、価格などの規制を課せられたが、Algha Worksにとってそれは工場の技術向上にも役立ちました。
その後、50年〜70年代初期までAlgha Worksは、NHSから安定的な大量受注を受け、400バリエーション以上の眼鏡をNHK向けに生産。
80年代に入ると工房は大きな転換期を迎える。イギリス政府が、NHSから国民への眼鏡の無償提供を廃止。これにより経営が悪化したAlgha Worksは、伝統的な工房を後世に残す意味を鑑みて、米国のAmerican Optical (アメリカンオプティカル) 社に買収される。このAmerican Optical社から1988年、Algha Worksの技術の結晶をブランド化して売り出そうという戦略が生まれ、"Savile Row" (サヴィル ロウ) という名のブランドが誕生しました。
1996年、American Optical社は経営悪化により、Algha Worksを手放すことになったが、歴史あるこの工房を救おうと今度はイギリスの眼鏡会社が手を挙げ、Algha Worksは本国へと買い戻されることとなりました。Algha Worksは、再び小さな工房としてスタートし、「Rolled Gold」という伝統的な製法を受け継ぎながら、Savile Row (サヴィル ロウ) というブランドを現在も作り続けております。
-Rolled Gold製法-
通常ゴールドのメガネには、24金は柔らかすぎるため使用できず、金属を混ぜて14金や18金で作るか、金のメッキ加工を施しております。
しかし、Rolled Gold (ロールド・ゴールド) 製法では、24金の輝きを保ちつつ耐久性にも優れたゴールドを作ることが可能。宝飾業界から生まれたこの加工技術は、合金の芯の回りに8から10ミクロンの14金を巻き、その上に24金のコーティングを計6回も施して0.5ミクロンの24金の層を作るというもの。
3構造のゴールドはこの製法により完全に一体化して、曲げた時にも合金の芯にそって曲がり安定感が得られる。加工した直後は太めの棒状のRolled Goldは、コイルに操り返し巻くことで細いワイヤーにしメガネのパーツに使用する。同じくRolled Gold製法で、一番外側の24金の代わりにロジウム (プラチナ仕上げ) の層を使用したシルバー色も展開しております。
Savile Row (サヴィル ロウ) は、このAlgha Worksの伝統的な製法"Rolled Gold"によって生み出された一級品。
その特徴ある丸メガネは故ジョンレノンがこよなく愛したことで知られ、またエリッククラプトンやショーンコネリーなど、数々の著名人が使用することでも知られております。
左テンプルに "FRAME MADE IN ENGLAND"、右テンプルに "SAVILE ROW"、ブリッジ裏には "SR" (Savile Row) "14KTRG" (14金 Rolled Gold) の刻印がしっかりと刻まれております。
【製品詳細】
■Brand : Savile Row -Made in England-
■Style Name : "PANTO" -John Lennon Model-
■Material : 14K Rolled Gold
■Color : Gold × Clear Lens (100% UV Protection)
■Size : 47-20 (フロント総横幅12.4cm)
【コンディション】
A : 年代を感じさせない綺麗なヴィンテージ品
→新品レンズに交換済み
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S : デッドストック-新品
A : 年代を感じさせない綺麗なヴィンテージ品
B : 年代を感じさせる傷・汚れが多少あるが目立たないヴィンテージ品
C : ヴィンテージ品特有の傷・汚れがみられるが使用に問題のない商品
D : 傷・汚れのひどいヴィンテージ品