【Randolph Engineering】
マサチューセッツ州ランドルフにあるRandolph Engineering、Inc.(ランドルフエンジニアリング) は、設立から現在まで、”Made in the USA” にこだわるサングラス・眼鏡・処方箋フレームを製造販売するアイウェアメーカーです。
製品は熟練した職人達が手作りで製作の工程を担っており、6週間をかけて200以上の作業を行い完成させます。
その製品のクオリティの高さは政府にも認められ、米国軍隊の主要な請負業者として現在もパイロットサングラスを軍に提供しております。
歴史を遡ると、Randolph Engineering、Inc.の設立は1972年。
創業者は、Jan WaszkiewiczとStanley Zaleski。
同社はもともと、アイウェア製造用の光学ツールと機械の設計と製造に注力しておりました。
WaszkiewiczとZaleskiは、工場内の機械のほとんどを設計して製作しましたが、時間がたつにつれて、同社自身が設計し製造した工具や機械を使用して、独自の眼鏡を作ることに注目しました。
1977年、Randolph Engineeringは最初の政府契約を獲得。
1982年から米国防総省のための軍用航空フライトグラスの主要な請負業者として納品を開始。
68人の従業員が、その年に海軍・空軍・陸軍に200,000組のサングラスを製造。
当時から、彼らは空軍のパイロットのサングラスから潜水艦の人員の眼鏡まで、多くの政府機関にアイウェアを提供してきました。
1990年代初めに、消費者市場に製品を提供するために販売が拡大されました。
2008年8月から、警察、警備員、アウトドアスポーツ愛好家、その他の視力の重要な職業のためのサングラスの専門ラインを含むまでに、アイウェア製品を拡充しました。
現在、同社は防衛物流庁とそれぞれ900万ドルの契約を含む様々な眼鏡やフレームを軍に提供しております。
現在の契約は、$38,662,664で評価され、2011年12月23日に発行。2011年の売上高は約8百万ドル。
今となってはランドルフエンジニアリングは、オーストラリア、ベルギー、イスラエル、ヨルダンなど世界中の他の空軍にもベンダーとして位置付けられております。
いまだに家族経営を続け、すべてのメガネが米国内のマサチューセッツ州ランドルフで作られております。
“MADE IN USA” に誇りをもち、軍からも絶大な信頼を得る、Randolph Engineering、Inc.
アメリカが世界に誇るアイウェアメーカーとして、現在も軍とともに歴史を歩んでおります。
■Brand : Randolph Engineering
■Style Name :【Deadstock】1990's "HGU-4/P" Pilot Aviator Sunglasses -Made in U.S.A.-
■Color : Matte Chrome -with RE Original G15 Lenses-
■Size : 55-20-140 (レンズ横幅55mm × レンズ縦幅45mm、フロント全体横幅14cm、テンプル14cm)
米軍御用達メーカー、Randolph Engineering社から歴史ある逸品が入荷。
パイロットサングラスの代名詞となる、Type[HGU-4/P] アビエーターサングラス。
米空軍に長年採用されてきたモデルになります。
テンプルやケースにしっかりと"Made in USA"と刻印の入る、今では希少な1990年代のUSAメイドがデッドストックで入荷しました。
このオリジナルパイロットサングラスのAVIATOR (アビエーター) は、1969年のアポロ11号による月面着陸の際、アームストロング船長も使用し、現在は首都ワシントンにあるスミソニアン博物館に展示されております。
-旧型Type[AN6531]から、新型Type[HGU-4/P]へ-
Type[HGU-4/P] がアメリカ空軍 (U.S.AIRFORCE) に正式採用されたのは1958年。
それ以前の1940年代の第二次世界大戦時には、Type[AN6531]パイロットサングラスが使用されておりました。
Type[AN6531]は、アメリカ陸軍航空隊とアメリカ海軍が装備調達の合理化と予算節約のために共同開発したレンズで、双方の頭文字AN(ARMY/NAVY)が番号として付けられております。
このアビエーターサングラスの形状は太平洋戦争後も基本的に継続され、朝鮮戦争などでも用いられておりました。
しかし音速を超えるジェット戦闘機の実用化に伴い、パイロットのヘルメットが進化を続けていたのでこれまでのサングラスでは形が合わなくなり、改良されることになりました。
-"BAYONET TEMPLES" (バヨネットテンプル)-
1958年、Type[AN6531]が改良され、新しく採用された新型Type[HGU-4/P]の特徴は、ストレート型になった「バヨネット」と呼ばれる眼鏡のテンプルです。
テンプルをストレートにすることにより、ヘルメットやヘッドセットを着用したままでも、耳にまっすぐ差し込むだけなので容易にサングラスの脱着が可能になりました。
また、テンプルは手でカーブの形を変える事ができるので、自分の頭の形にぴったりとくるように調整ができます。
突然の衝撃時にも、サングラスが外れずに割れたガラスで目を傷付けないように、前に飛んで行くようになっております。
そのためバイカーの方にも最高に実用的なサングラスです。
Type[HGU-4/P] サングラスを軍に納入していた正式なコントラクターは「Randolph Engineering」の他にも、「American Optical」、「General Optical」、「Command Marketing」などがあります。
米軍御用達ブランドといえば、やはり大手American Optical社がフィーチャーされがちですが、実はこの4社の中でも頭一つ抜きん出ているのがこのRandolph Engineering社。
他3社との違いはやはりその徹底ぶりです。
なんと200以上の作業を1点1点熟練した職人達の手作りで6週間かけて完成させるというのは驚きです。
いまだに家族経営を続け、すべての工程をマサチューセッツ州ランドルフの自社工場で完結させております。
今では珍しい”Made In U.S.A.”にこだわり続ける会社です。
Sam Rockwell (サム・ロックウェル) / The Best of Enemies (2019)↓
そのクオリティの高さから、米軍のみならず数々のハリウッドスターやセレブリティー御用達ブランドとして名を馳せております。
AO同様に米軍を描いた映画にはお決まりのように登場します。
また、警察にもサングラスを支給しているのでポリス物の映画でもよく見られます。
映画「TAXI DRIVER」(1976) のロバート・デニーロ演じるトラヴィスが着用。
映画「トップガン」(1986) では、トム・クルーズ演じる主人公マーベリックの相棒グースが着用。
最近の作品では、映画「デュースワイルド」(2002) で、スティーブン・ドーフ演じる主人公レオンが着用。
映画「ドローン・オブ・ウォー」(2014) にて、イーサン・ホークが着用。
映画「Three Kings」(1999) にて、ジョージ・クルーニーが着用。
連続ドラマ「Mad Men」にて、ジョン・ハム演じる主人公ドン・ドレイパーが着用。
映画「スパイ・ゲーム」(2001) にて、ロバート・レッドフォードが着用。
映画「バリー・シール」(2017) にて、トム・クルーズが着用。
映画「エクスペンダブルズ 3」(2014) にて、ジェイソン・ステイサムが着用。
映画「コップ・カー」(2015) にて、ケヴィン・ベーコンが着用。
そしてHGU-4/Pといえば、ジョニーデップ。
ビンテージアイウェアコレクターとして有名なジョニー・デップですが、中でもこのHGU-4/Pアビエーターサングラスは特に気に入っているようで何個も所有して色違いをかけているのが見られます。
映画「レジェンド・オブ・メキシコ」(2015) でも着用しております。
今回、米軍のサープラスマーケットからまとめて出てきました。
今では希少な1990年代のUSA製デッドストックになります。
レンズは当時のRE社のレギュラーサングラスレンズ (G15サングラスレンズ=目は透けない濃度の真っ黒に近いダークグリーン)になります。
【Condition】
S :
デッドストック-新品未使用品 (当時のREオリジナルケース、BOX付き)
« VINTAGE CONDITION RANK »
S : デッドストック-新品
A : 年代を感じさせない綺麗なヴィンテージ品
B : 年代を感じさせる傷・汚れが多少あるが目立たないヴィンテージ品
C : ヴィンテージ品特有の傷・汚れがみられるが使用に問題のない商品
D : 傷・汚れのひどいヴィンテージ品